かつて大陸北東に存在したパルティア公国の王であるシフェルの一人娘。
だが彼女は、大陸暦598年に王宮を訪れた吟遊詩人を追って、国を出奔してしまう。
その翌年の599年から3年間に渡る『ニブルヘルムの霧』と呼ばれた暗黒時代において、彼女はその吟遊詩人らと共に大陸の各地を渡り、数多の不死者を封印して回ったとされている。
しかし、ニブルヘルムへの扉が閉じられ、その脅威が去った後も彼女は国には戻らず、そのまま歴史の表舞台から姿を消してしまった。